プーチン大統領「来月7、8日、ベラルーシに戦術核配備開始」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.06.10 09:30
ロシアのプーチン大統領が来月7、8日にベラルーシに戦術核兵器配備作業を始めると9日(現地時間)、明らかにした。ベラルーシはウクライナと隣接するロシアの軍事的同盟国だ。
ロイター通信によると、プーチン大統領はこの日、ロシアのソチでベラルーシのルカシェンコ大統領と会い、「すべてが計画通りに進んでいる。施設準備が完了すれば直ちに(戦術核兵器を)配備する」と述べた。
ロシアとベラルーシは先月25日、ロシアの戦術核をベラルーシに配備することで合意したと発表し、配備準備作業が始まったと明らかにした。プーチン大統領が3月25日にベラルーシに戦術核を配備すると発表してから2カ月後だ。ロシアはすでに核弾頭搭載が可能なイスカンデル弾道ミサイルシステムをベラルーシに引き渡したという。