五輪バスケット、アジアカップサッカーの「飲酒」は資格停止=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.09 16:10
3月のワールドベースボールクラシック(WBC)期間中に日本のスナックバーで酒を飲んで物議をかもした韓国代表の金広鉉(キム・グァンヒョン、SSG)と李庸燦(イ・ヨンチャン、NC)、鄭哲元(チョン・チョルウォン、斗山)が社会奉仕40-80時間、罰金300万-500万ウォン(約32万-54万円)の懲戒処分を受けた。KBOは3選手と対面調査をした後、7日に懲戒処分を決定した。国家代表として品位を損なったが、出場停止にするほどではないと判断した。すると「懲戒があまりにも軽い」という批判が出てきた。一方、「移動日と試合後に酒場に行ったことで犯罪者扱いするのはやり過ぎだ」という反対の声もある。
国家代表選手が国際大会期間に酒を飲んだ事例は過去にもあった。状況は異なるが、1970年バンコクアジア競技大会で共に優勝したバスケットとサッカーの韓国代表選手らは当時、宿舎の前の飲食店で7対7で酒飲み対決をした。サッカー選手らが酒に酔って次々と倒れたという話が伝えられている。当時バスケット代表選手のパク・ハンは「私たちはようやく喉が潤い始めた」と言って立ち上がったという。
スポーツ界で伝説のように語られる話だが、今はもう武勇談にはならない。国家代表選手が国際大会に行って酒を飲む「黒歴史」をもう繰り返してはいけないという声が説得力を得ている。