「70歳まで子供の面倒を見ることができません」…30代男性も「DINKs」を選ぶ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.08 12:04
昨年結婚した会社員のホさん(39)は、子供を持たない可能性が高い予備「ディンクス(DINKs、Double Income No Kids)」だ。子育てにかかる経済的負担が最も大きい理由だ。ホさんは「私のように私の子供の独立時期も遅くなりかねないが、40代で子供を産んで70代まで経済活動をする自信がない」と話した。
結婚と出産時期が遅くなり、ホさんのように育児費用に負担を感じる男性が多くなっている。7日、新韓(シンハン)ライフの「相続贈与研究所」資料によると、満25~39歳の男女10人の中で3人(34.3%)は今後出産する意向がないことが分かった。特に、男性は年を取るほど「子供なし」を考慮する傾向が大きくなった。新韓ライフが3~4月、全国の満25~39歳の男女700人(未婚・子供を持たない既婚者)を対象にアンケートを行った結果だ。
年齢・性別に見ると、満25~29歳で子どもを産まないことを考えいているという回答は女性の場合52.2%で半分を超えた。男性は19.8%に過ぎなかった。この中で結婚はしても子供を持たない「ディンクス」を考えているという回答は女性が26.1%、男性が6.3%だった。しかし、30代後半になると性別格差が縮まった。「子供のいないことを考慮する」という回答は、女性が44.4%、男性が32.2%だった。予備ディンクスは女性19.4%、男性14.8%で4.8ポイント差に過ぎなかった。