韓国防空識別圏を年70-90回出入り…中露の侵犯の思惑
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.08 10:55
中国とロシアが2019年から毎年70-90回ほど韓国の防空識別圏(KADIZ)に進入していることが分かった。軍の対応態勢を確認すると同時に、韓日米の連携を牽制する意図があると解釈される。
申源シク(シン・ウォンシク)国民の力議員が7日、軍当局から受けた資料によると、中国軍用機のKADIZ進入は2018年が約140回で最も多く、19年は約50回、20年から22年までは年70回ほど繰り返された。ロシア軍用機の場合、2018年は10回、19年は約20回、20年と21年は各10余回、22年は約20回と集計された。今年1-3月は中国軍用機が25回、ロシア軍用機が2回、それぞれKADIZに入った。
KADIZ内の中露連合空中訓練も19年から21年まで毎年1回ずつ実施され、昨年は2回に増えた。中露は6日、軍用機8機を動員して連合空中訓練を実施し、韓国の南海および東海(トンヘ、日本名・日本海)のKADIZに順に進入して離脱した。