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未成年の変死体から麻薬検出…「非常に危険な麻薬拡散の信号」指摘=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.07 14:41
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2021年6月、ソウルのある地下鉄駅舎内のトイレで当時19歳だったAさん(男性)が意識不明の状態で見つかった。搬送先の病院で亡くなったが、国立科学捜査研究院の解剖検査の結果、Aさんの体内から合成麻薬フェンタニルが検出された。Aさんの死因はフェンタニル急性中毒であることが確認された。

昨年9月にはBさん(19、男性)が自宅リビングでうつ伏せになって亡くなった状態で見つかった。同研究院の解剖検査の結果、Bさんの血液からは合成大麻成分とあわせて致死濃度のMDMA(別名エクスタシー)が検出された。

 
麻薬事犯が急増して変死体で麻薬類が検出される事例も持続的に増加している。

6日、同研究院が国民の力の金雄(キム・ウン)議員室に提出した資料によると、昨年解剖検査を行った死体から麻薬類が検出された件数は69件だった。2021年43件から1年間で60.47%増えた。変死事件での麻薬検出事例の増加は「深刻な麻薬拡散の信号」だというのが専門家の診断だ。

昨年末、ソウル龍山(ヨンサン)で遺体で見つかった50代男性の場合、解剖検査の結果、体内から麻薬包装に使われたと推定されるビニールだけでなく包装状態が完全な麻薬などが大量に発見された。

麻薬を飲み込んでからだの中に隠して運ぶ「ボディーパッカー(Body packer)」事例で、韓国人ボディーパッカーが確認されたのは初めてだった。

該当の男性の死因はエクスタシー急性中毒と確認されたが、この男性の毛髪からは麻薬成分は検出されなかった。薬物事犯ではなく国内流通のために麻薬を密搬入した運び屋である可能性が高いと警察はみている。

解剖検査の死体から検出される麻薬の種類も多様化している。

昨年、初めて変死体からヘロインが検出され、2020年まで一度も発見された事例がなかった合成大麻は2021年以降は増加傾向にある。

「ゾンビ麻薬」と呼ばれるフェンタニル(7件)はメタンフェタミン(別名ヒロポン)(49件)を除いて最も多く検出された。新たな麻薬ケタミンも2021年2件から昨年4件に増加した。

研究院の関係者は「現在、米国で10代の死亡率1位がフェンタニル中毒による死亡」としながら「値段が安い中国産原料供給で他の麻薬類に比べて接近が容易であるためフェンタニルの国内流入もまた増加傾向を示しているが、深刻な社会問題を引き起こしかねない」と警告した。

続いて「解剖検査を行った死体から新たな麻薬検出事例が増加しているということは非常に危険な麻薬拡散信号」とし「麻薬対応課を新設して新しい麻薬の探索、乱用現況モニタリングなど麻薬対応機能を強化する方針」と付け加えた。

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