【ナウ・イン・ジャパン】日本一高いビルも…古い東京を変える「麻布台ヒルズ」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.05 16:08
◆グローバルシティ競争力、ソウルは7位
森ビルは2008年から独自のチームを構成して毎年「グローバル・パワー・シティ」ランキングを発表している。経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセスなどの指標を基準に世界50都市の競争力を評価する。この順位で東京は2015年まで英ロンドン、米ニューヨーク、仏パリに次ぐ4位だったが、東京オリンピック(五輪)特需が始まった2016年からはパリを抜いて3位に上がった。
アジアの都市では2022年基準でシンガポールが5位、ソウルが7位、上海が10位などだ。ソウルは2017年まで6位を維持していたが、2018年からアムステルダムに抜かれて7位になった。グローバルシティランキング事業を総括する森記念財団都市戦略研究所の大和則夫主任研究員は「ソウルの場合、研究・開発の部分や文化交流などで高い評価を受けている半面、就職環境、再生可能エネルギー比率などは比較的評価が低い」とし「ロンドンやニューヨークなどと比較して空港へのアクセスが高くないのも東京と同じく改善すべき部分の一つ」と述べた。