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【社説】不安と混乱の31分…脆弱だった北朝鮮のミサイル挑発に備えよ 

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.01 16:15
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午前6時32分、サイレンの音に驚いて目が覚めた。家の中の火災報知器ではなく、外から聞こえる音だと確認してテレビをつけたりインターネットのポータルサイトにアクセスしたりした。サイレンの正体についてのニュースはなかった。チャンネルをあちこち変えていると、携帯電話に「緊急災難SMSメッセージ」が届いた。「ソウル地域に警戒警報発令。国民の皆様は避難する準備をして、子どもと老弱者がまず避難できるようにしてください」。これが午前6時41分。サイレンとともに警報が発令されてから9分後だった。昨日の朝、ソウル市民が経験したことだ。

 何があって警報が発令されたのか、避難の準備だけをして外に出てはいけないのか、避難するならどこに行けばいいのかはこのテキストメッセージだけでは全く分からなかった。生活必需品を持って外に出た市民や、通勤途中で自宅に戻ったサラリーマンもいた。その頃、テレビとインターネットは北朝鮮が発射体を南側に発射したことが確認されたという合同参謀本部の発表を伝えていた。情報に飢えた市民が殺到したNaver(ネイバー)は一時ダウンした。不安がさらに大きくなった。それでもすぐに何をすべきか分からなかった。午前7時3分、再び携帯電話が振動した。「ソウル市が発令した警戒警報は誤発令であることをお知らせします」という行政安全部からのメッセージだった。サイレンから行政安全部のメールまで、その31分間は、脆弱で安易な我々の北朝鮮の挑発に対する準備態勢をそのまま露呈することになった。

 
市民はソウルにミサイルが飛んできたわけではないことに安堵しながらも、「これが本当に空爆だったら」という疑問を抱かざるを得なかった。北朝鮮が明らかにした発射体発射時間は6時27分で、韓国軍がこれを確認したのは29分だ。ソウルに警報が鳴ったのは6時32分。発射から警報まで5分かかり、緊急災害メッセージの送信まで9分が追加される。北朝鮮がミサイルを発射すればソウルまで飛んでくるのに2分あれば十分だ。空中で迎撃できなければ数分以内に大量のミサイルと砲弾がソウルに落ちる可能性がある。そのような非常事態では5分でも長い。14分なら「空爆状況終了」かもしれない。北朝鮮の挑発動向の事前把握、発射確認システムを高度化し、警報発令に至るまでの時間を短縮しなければならない。警報が後手に回れば意味がない。

 警報内容と伝達体系も整備する必要がある。昨日の朝、日本の沖縄県民に送られたメッセージには「北朝鮮からミサイルが発射されたと推定される」「建物の中または地下に避難するように」などの具体的な内容があった。とにかく避難の準備をしろという韓国のメッセージとは対照的だ。昨日の警報発令をめぐり、行政安全部はソウル市がやらなくてもいいことをやったと言い、ソウル市は過剰対応だったかもしれないが間違った措置ではないと主張している。どのような状況でどのような措置を取るべきか、政府内でもはっきりしていないことを示している。昨日の出来事で多くの国民が非常事態に何をしたらよいか分からないという事実も確認された。我々は停戦状態の国に住んでいる。不意に北朝鮮のミサイルが頭上に飛んでくる「実際の状況」がいつでも起こりうる。あまりにも簡単に、よく忘れてしまう現実だ。

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