「アイオニック５」と「ＥＶ６」など現代（ヒョンデ）自動車グループの電気自動車専用プラットフォームである「Ｅ－ＧＭＰ」をベースに生産された車の累積販売台数が４０万台を達成したことがわかった。

現代自動車グループが先月３１日に明らかにしたところによると、Ｅ－ＧＭＰ基盤の電気自動車であるヒョンデの「アイオニック」「イオニック６」、起亜の「ＥＶ６」、ジェネシスの「ＧＶ６０」の世界累積販売台数が先月末基準で４０万７８４４台となった。これはＥ－ＧＭＰを採用した初の量産型電気自動車であるアイオニック５を生産してから２４カ月ぶりの成果だ。市場別では韓国で３０．４％の１２万４１６２台、海外で６９．６％の２８万３７０８台が売れた。車種別の販売台数はアイオニック５が２０万３５１５台で最も多く、ＥＶ６が１４万９１２９台、アイオニック６が３万８２７７台、ＧＶ６０が１万６９２３台の順だった。

Ｅ－ＧＭＰは２０２０年末に現代自動車グループが公開した電気自動車専用プラットフォームだ。▽１回の充電で最長５００キロメートル以上走行▽８００ボルトの超高速充電システムで１８分以内に８０％充電▽車両外部に一般電源（２２０ボルト）を供給できるＶ２Ｌ機能――などが主要な特長に挙げられる。Ｅ－ＧＭＰを基盤とした現代自動車グループの電気自動車は世界の主要な衝突テストなどで相次いで最高等級を受け安定性を認められた。

一方、現代自動車グループは韓国の電気自動車分野に２０３０年まで２４兆ウォンを投資するという計画を明らかにしている。これを通じ２０３０年には韓国の電気自動車の年間生産台数を１５１万台（輸出９２万台）に引き上げ、海外電気自動車生産台数は３６４万台に拡大し、電気自動車業界で世界販売トップ３に上がることを目標にしている。