韓国、半導体薫風…「KOSPI少なくとも2500は割らないだろう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.01 10:13
年初からじわじわと上がっていた韓国総合株価指数(KOSPI)が2600ポイントを目前にしている。インフレ(物価上昇)圧力が低くなり各国中央銀行の緊縮にブレーキがかかった上に業績改善への期待感で連日新高値を塗り替える半導体株に外国人投資家の需要が集まってだ。
韓国取引所によると、先月31日のKOSPIは今年の最高値を記録した前日の2585.32より0.32%下落した2577.12で取引を終えた。前日より0.02%上昇の2586.03で始まったKOSPIは一時2596.31まで上がり年初来高値を更新したが、大引け前に小幅に下落した。
新韓銀行のFXアナリスト、ペク・ソクヒョン氏は「中国の4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回り、これに対する失望感が否定的要素として作用したとみられる」と話した。