心境告白…黒人マーメイドを苦しめた非難の声
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.27 13:31
夢をかなえることは幸せなことばかりではないということを女優ハリー・ベイリーは悟っている。ディズニーのアニメーション『リトル・マーメイド』の実写版で主人公のアリエル役にキャスティングされたハリー・ベイリーは周囲の声に苦しんだ。アフリカ系米国人で体格が大きいベイリーに対して、一部から反対の声が出てきたからだ。悪質な書き込みだけでなく、「私のアリエルでない(#NotMyAriel)」というハッシュタグまでが登場した。
それでもベイリーは勇気を失わなかった。むしろ強くなった。ベイリーは「黒人として人種差別は新しいことではない」とし「ディズニーのコンテンツに多様性を与える役割をするのは光栄であり、今後も新しい挑戦をしたい」という抱負を語った。映画『リトル・マーメイド』に続いて12月にはミュージカルにも挑戦する。人種差別問題を扱った映画『カラーパープル』のミュージカルバージョンに主人公で出演する。