「ドル枯渇」アルゼンチン、中国にSOS…通貨スワップの拡大推進
ⓒ 中央日報日本語版2023.05.26 10:57
ドルの枯渇で苦しんでいるアルゼンチンが為替の安定化に向け、中国と通貨スワップの拡大を推進している。アルゼンチンの貨幣ペソを人民元に両替して外貨準備高を増やし、ドルは外債償還に使うためだ。
24日(現地時間)、ブルームバーグ通信など外信によると、アルゼンチンのセルヒオ・マサ経済相と中央銀行のミゲル・ペセ総裁は29日から6月4日まで中国北京市と上海を訪問し、通貨スワップの延長および規模拡大を要請する予定だ。通貨スワップは外貨が底をついた時、相手国通貨を借りて使える一種の非常金で外国為替市場の安全弁の役割を果たす。