【コラム】東京から見た韓日関係改善の鍵(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.22 14:06
◇誠実なスピーチで日本を動かした金大中
その次が金大中だった。1998年10月に訪日し、小渕恵三首相と「21世紀の新たな韓日パートナーシップ共同宣言(金大中-小淵宣言)を締結した彼について、ヴォーゲル教授は「日本に対する韓国人の深い敵意を克服しようと努力し、誠実な気持ちで臨んだ演説が日本を大いに感動させた」と評価した。金大中は天皇を二度も天皇陛下と呼び、「呼称はその国の国民が呼ぶ通りに呼ぶのが外交」と語った。昔の日本人の師匠との面会では、日本語の名前で自己紹介した。