韓国野党「日本汚染水反対」路上闘争 逆風の懸念も…G7には福島の日本酒も登場
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.22 08:19
福島原発汚染水放出反対の声を高めている韓国野党が週末にソウル都心で開かれた場外闘争でも結合した。しかし主要7カ国(G7)など国際社会と科学専門家グループが強調する「安全論」を越えられるかは未知数という声も党内外から出ている。
最大野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表は20日午後、ソウル中区世宗(セジョン)大路で行われた「日本放射性汚染水海洋投棄阻止全国行動の日」デモに参加し、「『汚染水』でなく『処理水』とか、試料採取は必要ないとか、飲んでも問題ないなどと戯言祭りすることは正しくない」とし「国民の生命と安全を守るべき大統領と政府の責任を捨てるものだ」と主張した。
正義党の姜恩美(カン・ウンミ)議員は「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は国民の生活を保護するどころか日本の反人類的な犯罪行為をほう助している」とし「引き続きこのようにするのなら引き下ろさなければいけない」と述べた。進歩党の尹喜淑(ユン・ヒスク)常任代表も「尹大統領が国民を裏切り、放射性汚染水テロの共犯になれば、任期をすべて満たすことはできないという点を強く警告する」と話した。