金正恩委員長、28日ぶり現れて偵察衛星視察…G7前に関心引く
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.18 07:47
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が28日間の「潜伏」を終え、軍事偵察衛星1号機に関する行動計画を承認した。先月18日に金正恩委員長が国家宇宙開発局を訪問して軍事偵察衛星を「計画された期間内に発射する」よう注文して以来、およそ1カ月ぶりに姿を現した。
北朝鮮国営朝鮮中央通信は17日、金正恩委員長が16日に衛星発射準備委員会を訪問し、「総組み立て状態の点検と宇宙環境試験を最終的に終え、搭載準備が完了した軍事偵察衛星1号機を視察した」と報じた。金委員長は衛星の準備に関する「今後の行動計画」まで承認した。この計画は衛星打ち上げを意味するものと推定される。
北朝鮮の主張によると、軍事偵察衛星1号機は4月に製作が完成した状態であり、運搬発射体(ロケット)に「搭載準備」まで完了した状態と把握される。特に北朝鮮は1カ月前とは違い、今回は衛星の実物まで公開した。