韓日財界代表らが4年ぶりに対面「勝ち負けではなくシナジー出そう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.17 07:14
韓国と日本の財界代表らが4年ぶりに対面して先端産業分野などでの協力を約束した。16日にソウルで開かれた「第55回韓日経済人会議」でだ。この会議は両国財界の代表的定例交流行事で、コロナ禍期間中はオンラインで開かれていたが今回対面行事を再開した。7日に開かれた韓日首脳会談から9日ぶりだ。
この日の行事には韓国側代表として韓日経済協会会長を務める三養(サムヤン)グループの金鈗(キム・ユン)会長と孫京植(ソン・ギョンシク)韓国経営者総協会会長、鄭晩基(チョン・マンギ)韓国貿易協会副会長らが参加した。日本側からは日韓経済協会会長を務める三菱商事の佐々木幹夫特別顧問、斎木昭隆三菱商事理事(元外務事務次官)、麻生泰麻生セメント会長らが参加した。韓国産業通商資源部の安徳根(アン・ドックン)通商交渉本部長と相星孝一駐韓日本大使も同席した。
金会長は開会あいさつで、「両国経済は供給網で細かく結びついており、互いに補完して世界へともに走って行かなければならない大切なパートナーだ。韓日間の未来は決してだれが勝ったり負けたりする関係ではなく、相互理解の中で善意の競争をしながら積極的に協力しなければならない。世界市場1位に向け互いに優秀な長所を生かして協力するならばシナジーを出して新たな世界市場確保に寄与できる」と話した。