金正日「我々をのみ込もうとした日中露牽制のため在韓米軍が駐留すべき」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.16 08:48
2000年6月14日午後、平壌(ピョンヤン)百花園招待所。北朝鮮訪問の2日目、金大中(キム・デジュン)大統領が金正日(キム・ジョンイル)総書記(以下、尊称省略)との南北首脳会談のため向き合って座った。和解と統一、緊張緩和、平和など南北関係の改善に関する真摯な討論が行われた。会談開始から2時間を過ぎた時だった。突然、金正日が意外なことを言った。予想していなかった破格的な発言だった。
「在韓米軍が北朝鮮を攻撃することはあってはいけない。しかし中国・日本・ロシアなど我々をのみ込もうとした国々を牽制するためには、米国(米軍)が統一後にも朝鮮半島に残らなければいけない」。