サムスン・SKハイニックス、一息つけるか…「中国装備搬入1年延長」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.04 13:51
米国が今年10月で満了する対中輸出規制猶予措置を少なくともあと1年延長するかもしれないという展望が出てきた。中国工場に対して装備搬入規制リスクを抱えていたサムスン電子とSKハイニックスは悩みをしばらく軽くすることができるようになった。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は3日(現地時間)、「米国政府が韓国半導体企業に少なくともあと1年中国工場に装備搬入を許容するという明確なメッセージを送った」として4人の消息筋の言葉を引用して報じた。
米国は昨年10月から中国への先端半導体装備の搬入を禁止した。18ナノ(1ナノは10億分の1メートル)以下のDRAM、128層以上のNAND、14ナノ以下のロジック半導体用装備が対象だ。韓国企業の場合、個別許可を受けて中国内工場に必要な装備を供給することができるようにしたが、これに関連して1年間は別途の許可なく搬入が可能なように猶予延長措置を下した。