【コラム】尹錫悦外交、内部説得に失敗すれば水の泡に(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.01 11:55
尹大統領は日本・米国首脳と会った後、「屈辱外交」「最悪の手ぶら会談」という声を聞いた。大胆に与えたのに対して受けたものは貧弱だったということだ。韓国企業は米国に大規模な投資し、多くの雇用を創出した。しかし米国は韓国企業に打撃を与えるインフレ抑制法(IRA)、半導体科学法には手を付けなかった。米国の記者がバイデン大統領に「核心の同盟国に被害を与えようとしているのでは」と尋ねたほどだ。誠意のある後続措置がなければいけない。
岸田首相が7日に答礼訪問する。尹大統領は日帝徴用被害者への賠償を日本戦犯企業にさせない第三者代位弁済を決断した。岸田首相も「痛切なお詫びと反省」程度の表現で呼応しなければならない。尹大統領は「百年前のことで無条件にひざまずけといえない」と発言し、厳しい批判を受けた。このような時に岸田首相が「百回、千回でもひざまずく用意がある」と言えばどうだろうか。