金与正氏、「政権終末」発言のバイデン大統領に「未来ない老人の妄言」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.29 11:13
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長が拡大抑止強化案が盛り込まれた「ワシントン宣言」採択に反発し、韓米首脳を同時に激しく非難した。
金副部長は29日、朝鮮中央通信を通して立場を表明し、「ワシントン宣言」について「最も敵対的で侵略的な行動意志が反映された、極悪な対朝鮮敵対視政策の集約化された産物」と主張した。
金副部長の立場は、韓米首脳が26日(現地時間)に米ワシントンで北朝鮮の核の脅威を抑止するための別途の文書「ワシントン宣言」を発表してから3日後に出てきた。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領とバイデン米大統領が採択したワシントン宣言は、米国の核弾頭潜水艦(SSBN)や戦略爆撃機などの定例的な配備が骨子だ。