「中露牽制ために米軍はあるべき」 金大中を驚かせた金正日の意外な発言
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.24 08:39
「ロシア・中国・日本など我々をのみ込もうとした国々を牽制するためには在韓米軍が統一後にもなければいけない。それ(米軍撤収主張)は我々の人民の感情をなだめるためのものであり、理解してほしい」。
2000年6月の南北首脳会談当時、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が金大中(キム・デジュン)大統領に述べた言葉だ。「外国勢力占領軍」在韓米軍の撤収を繰り返し主張してきた北朝鮮の公式立場を否認する破格的な発言だった。金大中大統領は生前に残した映像でこうした事実を確認した。