北核拡大抑止に集中する米国…韓国・日本だけが「核人質」懸念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.18 07:54
2023年の北朝鮮の核・ミサイル「疾走」に対して韓米が対北朝鮮拡大抑止強化に集中しながら、国内外では結局、韓国と日本が近いうちに北朝鮮の「核人質」になるという懸念が強まっている。
北朝鮮は昨年8回の大陸間弾道ミサイル(ICBM)試験発射を含む計73回のミサイル発射をした。今年に入ってからもICBM3回を含む9回のミサイル発射をした。韓国国内で「挑発の日常化」という声が出ているほどだ。
北朝鮮は13日、金日成(キム・イルソン)主席生誕日(太陽節)を2日後に控えて固体燃料を使用するICBM「火星18」を新たに公開した。燃料の注入が必要なく発射準備時間が非常に短いという点で、韓米のミサイル防衛体系を揺るがすものだった。ところがその後、韓米を含めて国際社会の対応は懸念の表明と糾弾だけだった。