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「深刻な場合は切断も」…「死の麻薬」超える新種麻薬に米政府が対応

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.15 11:38
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麻薬中毒が深刻な社会問題に浮上した米国で、最近フェンタニルを超える新しい麻薬が広まっている。極少量でも死亡するおそれもあり「死の麻薬」と呼ばれるフェンタニルに動物鎮静剤「キシラジン」を混合した変種麻薬で、「FAAX」と呼ばれていると、ビジネスインサイダーが13日(現地時間)報じた。

米ホワイトハウスは最近、アヘン系鎮痛剤(オピオイド)フェンタニルとキシラジンを混合して使用するものを「新種の脅威」に指定した。2018年に新種脅威防止法が施行された後、米議会がヒロポンをこれに指定したことはあるが、米政府が先に権限を行使したのは今回が初めてとなる。

 
「トランク(Tranq)」と呼ばれるキシラジンは牛や馬などを手術する時に使用される鎮静剤で、米食品医薬品局(FDA)の承認を受けている。FDAによると、キシラジンを過多服用する場合、呼吸と心拍数の鈍化、錯乱、低体温症などの症状が表れる。

特に人に使用する場合、身体に潰瘍や膿瘍が生じて、切断が必要な深刻な損傷が表れることもある。麻薬による潰瘍患者を治療したフィラデルフィアのある医師は「(潰瘍の形態が)皮膚の内側から外側にかじっていくようだ」と表現した。

フェンタニルは強力な鎮痛剤であるだけに耐性と依存性も速い。キシラジンの場合、フェンタニルの効果を2倍ほど長く持続させることがわかり、最近は麻薬中毒者の間で広まっている。

ホワイトハウス傘下の国家薬物管理政策局(ONDCP)によると、キシラジン混合物は米国全域で発見されている。特に南部と西部で拡散傾向が目立つが、政府の発表によると、2020年-21年のキシラジン過多服用による死亡は南部で1127%増、西部で750%増、中西部で約500%増だった。麻薬取締局(DEA)は昨年押収したフェンタニルの粉末と錠剤にそれぞれ23%、7%のキシラジンが含まれていたと報告した。

キシラジン混合物が特に問題になるのは、現在フェンタニル解毒剤として使用されているナルカン(成分名ナロキソン)の効果がないと伝えられたからだ。フェンタニルのようなオピオイド系薬物を過多服用すれば呼吸が遅くなり呼吸停止にいたることもあるが、この時にナロキソンでオピオイド効果を逆転させて正常呼吸に回復させる。しかしキシラジンの場合、ナロキソンの効果がなく回復を難しくすることもある。またキシラジン禁断症状などに対する適切な治療法もなく、誤・乱用問題をさらに悪化させるという指摘がある。

一方、キシラジンが「新種の脅威」に指定され、政府は90日以内にこれに対する国家戦略を用意することになった。ONDCPはバイデン大統領が不法麻薬危機を解決するために議会に要請した460億ドルの予算のうち一部を投じて対応することになった。予算はキシラジンに対する薬物テストとデータ収集、治療、治療法開発などに使われる見込みだ。

ONDCPのグプタ局長は「今回の宣言を通じて不法なキシラジンとフェンタニルの生産者、密売者に我々が迅速に対応するという明確なメッセージを送ったと考える」とし「こうした麻薬供給の進化という挑戦に対応し、何よりも生命を守るために総力をあげる」と述べた。

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