韓国、PF貸付の信管爆発するか…地方から警告音
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.05 11:36
不動産景気の沈滞が続き下半期プロジェクトファイナンス(PF)貸付の連鎖不良に対する警告音が消えずにいる。不動産PFに不良が発生すれば第2金融圏と呼ばれるノンバンクが衝撃を受ける恐れあるという緊張感が業界を覆っている。地方からリスク兆候が徐々に現れている。
大韓建設政策研究院は4日に発刊した報告書で「最近の未分譲懸念で数百億ウォンの損失を甘受して施工権を断念する事態が発生するなど地方を中心にリスクが増加した。今後ブリッジローンを多く扱っている証券会社、与信専門金融、貯蓄銀行、相互金融などはリスクに大きくさらされる可能性が相当ある」と指摘した。ブリッジローンは不動産PFのひとつで、信用度が低い施行会社が着工前に銀行などからPFを受ける前に第2金融圏から相対的に高い金利で受ける貸付だ。着工前後をつなぐ(ブリッジ)貸付という意味だ。