韓国政府・与党「尹大統領が韓日関係の新たなページ開いた」…野党「韓国の惨敗」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.04 07:36
韓国与野党が3日、国会の対政府質問で尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の先月の韓日首脳会談結果をめぐり攻防を行った。
国会はこの日、政治・外交・統一・安保分野の対政府質問を進めた。民主党の金相姫(キム・サンヒ)議員は尹錫悦大統領の訪日結果を「韓国の惨敗」と批判しながら韓悳洙(ハン・ドクス)首相に関連立場を聞いた。これに対し韓首相は「私が把握する(首脳会談前の)韓日関係は最悪だった。尹大統領が韓日関係正常化という歴史的な新たなページを開いた」と答えた。彼は日本が韓国をホワイト国(輸出審査優遇国)から排除した点に言及し「自由にやる貿易で毎回印鑑をもらうというのは正常でなかった」と強調した。
強制動員第三者弁済案を韓首相が「石ころ」と例えると舌戦が起きたりもした。韓首相は「今回は最も大きな石ころを片づけ、これを片付ける努力を通じてひとつひとつ解決する案に行くだろう」と話すと、金議員は「強制動員被害者が30年かかって勝ち取った司法的権利をどうして石ころと言うのか」と反発した。韓首相は「被害者が自尊心に大きな傷を負ったからとすべての国民がそのように心に傷を負ったと考えるのも難しい」とも話した。福島汚染水放流問題と関連しては「韓国政府も必要ならば別途ででも独自に必要な検査をできるようそのように日本と協議している」と明らかにした。