台湾総統が米国到着すると軍事圧迫に出た中国…台湾周辺海域に艦艇4隻
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.31 07:29
台湾の蔡英文総統が29日、米国を経由する中米2カ国歴訪の途に就くと、中国は台湾を狙った軍事的圧迫に出た。中国政府は蔡総統が米国でケビン・マッカーシー下院議長と会う場合「決然とした反撃」をすると警告していた。
30日、台湾自由時報によると、台湾国防部は前日午前6時からこの日午前6時まで台湾周辺海域で中国人民解放軍所属の艦艇4隻を確認した。台湾軍は該当海域に艦艇を派遣して中国軍の動きをモニタリングし、地対艦ミサイル防衛システムを活性化するなど対応措置に出たと自由時報は国防部を引用して報じた。
これに先立ち、台湾国防部は蔡総統が歴訪に出る前日の28日にも、午前6時から24時間、台湾周辺の空・海域で中国軍所属の軍用機16機と軍艦4隻を確認したと発表した。今月に入り30日午前6時まで、台湾軍が台湾周辺の空・海域で認知した中国軍軍用機は341機、軍艦は109隻であることが確認された。