韓国鉄道公社（ＫＯＲＡＩＬ）がグループ防弾ＢＴＳ（防弾少年団）のリーダーＲＭの乗車券情報を無断閲覧した職員を最近、解任処分した。

ＫＯＲＡＩＬは情報技術（ＩＴ）開発業務を担当していたある職員が２０１９年から３年間ＲＭの乗車券情報、住所、携帯電話番号など個人情報を閲覧した事実が自主監査で明らかになると、懲戒委員会を開いてこのような処分を下したと知られた。

ＫＯＲＡＩＬはこの職員が「ＲＭの予約内訳を確認し、実物を見てきた」などの話をしたという他の職員の情報提供により監査を行った。

監査を通じてＡ氏がＲＭの乗車券情報、住所、電話番号などの個人情報を２０１９年から３年にかけて１８回も密かに閲覧したという事実が明らかになった。

Ａ氏はＩＴ部署所属で、システムを開発・運営する業務を担い、顧客情報にアクセスできる権限を持っていた。

これを受け、ＫＯＲＡＩＬ側は「この職員が個人情報を無断照会したが、外部流出の情況は確認されていない」と明らかにしたことがある。

ＫＯＲＡＩＬ関係者は２９日「最近、職員１人に対する解任を決めたのは事実だが、この職員が該当職員であるか否かは個人情報に関する事案なので確認することができない」と明らかにした。