SVB破綻の逆説…韓国系銀行の貸出金利1%下落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.29 10:20
米シリコンバレー銀行(SVB)の破綻後に銀行危機が拡散する中で韓国の銀行の貸出金利が相次ぎ下がっている。金融不安にともなう安全資産選好と米国の緊縮政策緩和への期待感が債券価格上昇につながっているためだ。貸出金利の基準となる債券金利は債券価格が上がると下がる。
28日の金融業界によると、国民銀行、新韓銀行、ハナ銀行、ウリィ銀行の4大都市銀行の住宅担保貸出固定(混合型)金利は前日基準年3.66~5.8%だ。7日には年4.66~6.43%だった。20日で最低金利が1%下がったのだ。最高金利水準も6%台から5%台に落ちた。
伝貰資金貸出金利も下降している。4大都市銀行の伝貰資金貸出金利(金融債基準)は27日基準で年3.48~5.1%と集計された。20日前の4.33~5.73%より最低金利が0.85%下落した。