日本の小学校教科書「竹島、韓国が不法に占拠」…韓国政府「是正せよ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.29 06:51
日本の小学生が来年から使うことになる社会科の教科書で、日帝強占期の朝鮮人徴兵に関する記述が「強制性」を薄め「自発性」を強調する側に変更されたことが28日までに確認された。韓国の領土である独島(ドクト、日本名・竹島)に対してはすべての教科書が「韓国に違法に占拠された日本固有の領土」と表現した。
小学校の教科書ですら徴用に強制性がなかったという歴史修正主義的立場が反映され、韓国政府の強制徴用判決解決策発表後に続いている両国関係改善の雰囲気に否定的影響を及ぼすだろうという懸念が出ている。
日本の文部科学省はこの日午後に教科書検定審議会を開き、2024年度小学校教科書149種が審査を通過したと発表した。このうち小学校3~6年生が使う社会科教科書12種と3~6年生がともに学ぶ地図教科書2種の内容を分析した結果、日帝強占期の朝鮮人徴兵と関連した記述が強制性を弱める方向で修正されたことがわかった。