【グローバルアイ】岸田首相を巡る論争…戦争中ウクライナに「必勝しゃもじ」の贈り物
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.28 09:11
ご飯と同時に誕生したもの。そう、しゃもじだ。韓国民族文化大百科事典によると、しゃもじの出現は何と4~5世紀ごろまで遡る。慶州(キョンジュ)金冠塚(クムグァンチョン)から釜が出土したので、このころにしゃもじも作られたのだろうという推測だ。最初は木製で、そのうち高麗時代ごろになると真鍮(しんちゅう)でも作られるようになった。
1980年代に家宝を紹介する放送番組に80を超えたおばあさんが「最近の人々は物を無駄使いしていて残念」とし、風呂敷に大切に包んで取り出したのが真鍮のしゃもじだった。4代受け継いで使いながら直径が15センチだったものがすりへって2センチも残っていなかったが、テレビに出て自慢するほどの家宝だったのだ。