「北の水中無人機は精巧でない…ハリネズミ戦略にすぎない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.27 15:53
5年ぶりに再開された韓米連合演習「フリーダムシールド(自由の盾)」に北朝鮮が反発して新しい武器を見せている。特に新たに公開した水中無人機について、専門家らは「精巧でない」とし、圧倒的優位の韓国と米国の戦略資産に対応して「ハリネズミ戦略」を使っているという分析だ。ハリネズミ戦略とは敵を先に攻撃しないが、攻撃を受けた場合は致命傷を負わせるという戦略だ。
北朝鮮はフリーダムシールドに対する反発として、訓練期間の11日間すべて異なる場所で複数の種類の武力挑発を5回行った。このうち目を引くのは核無人水中攻撃艇の水中爆発試験と戦略巡航ミサイル核弾頭模擬空中爆発試験だと、ラジオ・フリー・アジア(RFA)が24日報じた。
RFAは「従来の弾道ミサイルと共に水中および巡航ミサイルにも核の搭載が可能だということで、核運搬手段と場所の多角化を通じて韓米の拡大抑止を無力化するための核の脅威」とし「毎年、北朝鮮は韓米連合演習を強く非難したが、実際に訓練が実施されている中で対抗しながら挑発を続けたのは異例」と評価した。