プーチン大統領「新START」中断に続きベラルーシに核兵器前進配備
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.27 06:56
ロシアのプーチン大統領が親ロシアのベラルーシに戦術核兵器を配備すると25日に明らかにした。北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるポーランド、リトアニア、ラトビアなどと国境を接するベラルーシに核兵器を前進配備するという意味だ。先月28日の米国との新戦略兵器削減条約(新START)の履行を正式に中断したのに続き米国との核競争を本格化する様相だ。
プーチン大統領はこの日、国営ロシア24テレビとのインタビューで、「ベラルーシのルカシェンコ大統領が以前からロシアに戦術核兵器の配備を要請していた」としてロシアとベラルーシ間の戦術核兵器配備合意の事実を公表した。続けて「すでにベラルーシに核兵器を搭載できるイスカンデルミサイルシステムを提供した。4月3日から関連訓練を始め、7月1日にはベラルーシに戦術核兵器用特殊貯蔵庫を完工するだろう」と話した。