北朝鮮、金正恩委員長の不眠症も偶像化か…「幼いころから夜を明かして働く習慣」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.26 12:05
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が夜を徹して国政を指揮する姿を朝鮮労働党機関紙の労働新聞が25日に伝えながら「愛民指導者」のイメージを印象づけさせると同時に「金正恩偶像化」に出た。ただ一部では不眠症という分析も出ている。
この日労働新聞が2面に掲載した「偉大な慈父の1日」という見出しの記事で、金委員長は夜が明けるころに「少しだけでも休んでください」と懇請するある幹部に「一般的に人々はきょうと言えば1日の仕事が終わる夕方までと考えたり24時までを念頭に置いている。(私は)きょうを翌日5時までとみて働くので、少し前の5時に1日の仕事を総括し新たな日に進める事業を計画した」と話したという。
金委員長は続けて「私は幼いころから夜を明かして働くのが習慣になり、いまやそれがひとつの生活法則として体質化された。静かな夜に思索を集中するのが一番良い。夜を明かしながら苦心して問題が解ければその時は本当に気持ちが爽快で、たまった疲労があっという間にすべて消える」ともした。