韓米、THAAD基地で遠隔発射台展開訓練…北朝鮮ミサイル迎撃態勢を準備
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.24 16:50
韓国と米国が慶尚北道星州(ソンジュ)の在韓米軍高高度ミサイル防衛(THAAD)体系基地で遠隔発射台展開訓練を初めて実施したと24日、明らかにした。
今年上半期の韓米連合軍事訓練「フリーダムシールド(自由の盾)」と連係して行われたこの日の訓練で、在韓米軍はTHAADのレーダーで照準した後、パトリオットミサイルを発射する過程をたどった。
米国は迎撃高度がそれぞれ異なるTHAAD(高度40-150キロ)とパトリオット(40キロ以下)を統合運用をしようとしている。両防空体系の統合運用を通じてTHAADで逃した北朝鮮のミサイルをパトリオットが迎撃する。このため米国は昨年10月、関連装備を星州基地に導入した。韓米は「今回の訓練は高度化した北朝鮮のミサイル脅威に対応してTHAAD部隊の戦闘準備態勢と韓米連合防衛態勢を増進させた」とし「THAAD体系の作戦・運用正常化はTHAAD部隊に対する持続的な作戦支援を保障するものであり、在韓米軍準備態勢の向上に寄与した」と説明した。