「北朝鮮の拘禁施設で妊娠8カ月強制堕胎…飢え・拷問で1カ月間に体重60キロ→37キロ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.24 14:32
英国の北朝鮮人権団体コリアフューチャーが24日、北朝鮮の拘禁施設で発生した人権侵害に関する2件目の報告書を公表した。これは今年の国連北朝鮮人権調査委員会(COI)発足10周年を記念し、昨年3月にコリアフューチャーが出した最初の報告書DBをアップデートして作成したものだ。
報告書は、2021年3月から2022年10月まで脱北者269人と面談した結果に基づきデータベース(DB)を構築し、加害者、被害者、拘禁施設の特徴と人権侵害件数を究明した。
報告書によると、朝鮮社会主義女性同盟(女性同盟)所属の30代の女性Aは妊娠2カ月の時に中国で逮捕され、北朝鮮に送還された。不法な国境出入容疑で起訴されたAは咸鏡北道慶源郡(キョンウォングン)の病院で妊娠7、8カ月の時に強制堕胎にあった。その後、咸鏡北道会寧市(フェリョンシ)ムサン里の全巨里教化所に移され、3年間にわたり再教育を受けた。