バイデン大統領と同じルートでウクライナへ…G7で存在感を高める岸田首相
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.24 07:55
ウクライナとポーランドを電撃訪問して23日に帰国した岸田文雄首相が「ロシアの(ウクライナ)侵略を一刻も早く止めねばならず、わが国がリーダーシップを発揮しなければならない」と話した。また、5月に広島で開かれる主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)を通じて「力による一方的な現状変更の試みやロシアの核兵器の威嚇・使用を断固拒否し、法の支配に基づく国際秩序を守り抜く強い意志を示したい」と強調した。
23日、時事通信などによると、この日午前チャーター機で日本に帰国した岸田首相は、午後に参議院予算委員会に出席して国会でウクライナ訪問の結果を報告しながらこのように話した。通常、首相が海外歴訪を行う際は事前に国会に報告することになっているが、秘密保持のため極秘裏にウクライナ訪問が行われたことから事後報告形式を取った。
岸田首相はこの席で、今回のウクライナ訪問に対して「G7議長国として(ロシアの)ウクライナ侵略への対応を主導する決意を示すことができた」と評価した。日本が中国・ロシアに対応する新たな陣営の中心に立って存在感を高めるとの意志を表明したものだ。