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<大リーグ>休めない大谷…25日にマイナー戦登板

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.23 16:27
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優勝の感激に浸る時間は一日だけだった。ワールドベースボールクラシック(WBC)で野球のアイコンになった大谷翔平(29、LAエンゼルス)がすぐにメジャーリーグ開幕戦の準備に入る。

米MLBドットコムは23日(日本時間)、 「大谷が25日にマイナーリーグで登板する。当初はメジャーのオープン戦で投げる予定だったが、周囲の関心が少ない環境がよいとエンゼルス球団が判断し、日程が変更された」と報じた。

 
大谷は22日に閉幕したWBCを通じて世界的な選手として注目を浴びた。今大会では投手として3試合に登板して2勝1セーブ、防御率1.86、打者としては7試合で打率4割3分5厘(23打数10安打)、1本塁打、8打点、9得点と大活躍し、日本の優勝に大きく貢献した。特に米国との決勝戦では3-2とリードした9回表に登板し、優勝を決めるセーブを挙げた。最後の打者だったエンゼルスのチームメート、マイク・トラウトを三振で仕留めた場面は、歴代WBCの最高のハイライトとして残った。

当初、大谷は8強まで投手として出場する予定だった。先発で登板するメジャーリーグ開幕戦(オークランド・アスレチックス戦)を31日に控えているため、大会の終盤は打者として出場することで球団側と話し合った。しかし日本が決勝まで勝ち進むと、1イニングだけ投球できるよう計画が修正された。

エンゼルスのネビン監督は「大谷の決勝戦での1イニング投球は話が付いていたが、あのように試合が終わるとは思っていなかった」とし、9回二死の場面での大谷とトラウトの投打対決に関連し「私は野球を愛している。このようなドラマを生み出すスポーツは他にない。これがまさに野球が最高である理由」と語った。

問題は大谷のコンディションだ。大谷は今大会終始「二刀流」で活躍しながら力を注いだ。また、練習試合から多くのメディアとファンに接して心身が疲れている。しかしネビン監督は「大谷は問題ないはず」とし、体の状態に特に支障はないという見方を示した。

一方、大谷との歴史的な投打対決で三振を喫したトラウトは27日のLAドジャースとのオープン戦で復帰するとみられる。ネビン監督は「トラウトは25日と26日は球場で調整し、27日から実戦を消化する計画」と説明した。

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