<WBC>大谷のトラウト斬りで終わる…日本、通算3度目の優勝
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.22 15:12
マウンドに大谷翔平(29、日本)が立った。打席にはマイク・トラウト(32、米国)が入った。日本が3-2とリードした2023ワールドベースボールクラシック(WBC)決勝戦の9回表二死。この劇的な状況でメジャーリーグ(MLB)LAエンゼルスのチームメート、2人のスーパースターが投打対決をした。
結果は三振。フルカウントから大谷が投げた6球目のスライダーにトラウトは3度目の空振りを喫した。大谷は両手を挙げて吠え、米国代表の主将トラウトはうなだれた。日本が「野球宗主国」米国を倒して14年ぶりの優勝を決めた瞬間だった。
日本は22日(日本時間)、米フロリダ州マイアミのローンデポスタジアムで行われた米国とのWBC決勝戦で3-2で勝利し、7戦全勝で優勝トロフィーを手にした。2006年第1回大会、2009年第2回大会に続く通算3度目の優勝を果たした。今年で5大会目となるWBCで2回以上優勝した国は日本が唯一だ。一方、前大会(2017年)優勝チームの米国は、歴代最強チームを構成した日本に1点差で敗れ、準優勝となった。