米「中国、ロシアに休戦要求してはならない」…ハイマース用ロケットなど追加支援
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.21 17:06
習近平中国国家主席が20日から3日間の日程でロシアを訪問する中、米国がウクライナ戦争と関連して中国を強く圧迫し始めた。「中国がロシアに撤退ではなく休戦を要求してはならない」というのが米国の立場だ。
その上で、米国はこの日ウクライナに対する3億5000万ドル規模の追加武器支援計画を発表し、バイデン米大統領が新型コロナウイルスの「武漢起源説」関連情報を公開する法案に署名するなど、密着する中ロに牽制球を投げた。
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官はこの日の定例会見で「われわれは習主席がロシアのプーチン大統領にウクライナの主権と領土を尊重すべき必要性に対して直接圧迫することを勧める。ここには国連憲章に基づきロシア軍をウクライナ領土から撤収することが含まれる」と明らかにした。続けて「ロシア軍の(撤収ではなく)ウクライナ領土に残しておく休戦要求を懸念している」と強調した。