流動性危機懸念沈静化で…FRBなど6カ国中銀「ドルスワップ強化」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.21 09:49
世界的銀行破綻にはひとまずブレーキがかかったが外国為替市場の不安感は相変わらずだった。20日のソウル外国為替市場でウォン相場は前営業日より7.90ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1310.10ウォンで取引を終えた。この日のウォン相場は取引開始からしばらく上昇して1299ウォンを記録したが、国際金融市場に不安が残っているという評価にKOSPI指数とともに下落に転じた。
これに先立ち19日に米国など主要国の中央銀行は外国為替市場安定に向けドル流動性供給と関連した国際共助を宣言した。
米連邦準備制度理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)、イングランド銀行(BOE)、カナダ銀行(BOC)、日本銀行、スイス国立銀行(SNB)の6カ国中央銀行は運用中のドル流動性スワップに対し「4月末まで7日物のドル資金供給頻度を週1回から毎日に増やすことにした」と明らかにした。