北朝鮮、3日ぶりミサイル挑発…米軍B-1B朝鮮半島展開で対抗
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.20 08:53
北朝鮮が19日、短距離弾道ミサイル(SRBM)1発を発射した。12日の潜水艦発射巡航ミサイル(SLCM)2発、14日のSRBM1発に続き、韓日首脳会談が行われた16日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17型」を発射してから3日ぶりだ。現在進行中の韓米連合訓練「フリーダムシールド(自由の盾)」に反発する武力示威と解釈される。
韓国軍の合同参謀本部によると、午前11時5分ごろ平安北道東倉里(ドンチャンリ)一帯でSRBM1発が発射され、東に800キロ以上飛行し、東海(トンヘ、日本名・日本海)に落ちた。東倉里は北朝鮮が西海(ソヘ)衛星発射場と呼ぶ長距離ロケット発射施設があるところだ。
井野俊郎防衛副大臣は「北朝鮮のミサイルは最高高度約50キロで飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられる」とし「ミサイルは変則軌道で飛行した可能性がある」と述べた。変則軌道飛行とは、ミサイル防衛網を避けるために下降段階で突然急上昇(pull-up)機動をしたということだ。