専門家が見た韓日首脳会談…糸口開いた韓日関係正常化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.19 13:22
2国間の外交関係の究極的象徴は首脳同士の会合だ。新政権発足後、韓日首脳はニューヨークとプノンペンで会ったが第三国の多国間会議の席上だった。今回の尹大統領の東京訪問は相手国を直接訪問して対面首脳会談をするシャトル外交の復元を意味する。実に12年ぶりだ。
1998年の金大中(キム・デジュン)大統領と小渕恵三首相の韓日共同宣言後も両国関係は揺れ動き続けた。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は日本との歴史戦争を宣言し、李明博(イ・ミョンバク)・野田会談は慰安婦問題で言い争って終わり独島(ドクト、日本名・竹島)訪問につながった。朴槿恵(パク・クネ)大統領時代にも慰安婦問題で対立していて2015年に合意を生み出したが、文在寅(ムン・ジェイン)政権で形骸化された。2018年の強制徴用関連の大法院(最高裁)判決は韓日両国を劇的に分けた。文在寅・安倍政権当時の韓日関係は最悪だった。両国関係を最も良かった金大中・小渕時代に戻そうというのが今回の首脳会談の趣旨だ。