【中央時評】強制徴用問題から見出すべき教訓(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.15 11:22
韓国政府が強制徴用の解決策を打ち出した。韓国企業が代わりに弁済する案だ。日本企業の賠償を命じた最高裁の判決とは全く違う。2012年、金能煥(キム・ヌンファン)最高裁判事の判決から始まった徴用問題は、大きな波紋を呼んだ後、このように帰結した。
野党と進歩陣営は強く反対している。世論も多数が否定的だ。国論は分裂した。このような雰囲気の中で、政府は韓日関係の改善と韓日米協力政策を推進しようとしている。否定的な世論が政府の政策動力を制限するだろう。こうなるしかなかったのか? 徴用問題の経過を振り返ると、韓国外交の弱点がすべて露わになる。これを冷静に振り返り、教訓を見出すことが必要だ。