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【社説】危機説から2日で破綻した米国16位の銀行、他人事ではない=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.13 11:48
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米連邦準備制度理事会(FRB)の急激な金利引き上げの余波で総資産2090億ドルで米国内資産順位16位のシリコンバレー銀行(SVB)が破綻した。米国のスタートアップとIT企業を主要顧客に持つSVBはこの40年間シリコンバレーの産婆役をしてきた革新金融の象徴だ。そんな銀行が流動性危機説が流れて2日で破綻し、シリコンバレーの生態系崩壊を超え2008年のような米国発の世界的金融危機が再演されることにならないかとの懸念まで出ている。

振り返ればコロナ禍当時に超低金利で投資があふれIT業界の好況が続く渦中に政府の支援金ばらまきなどで市中に資金がとても多く放出され、預金が怒涛のように流れ込んだのがSVBに毒になった。2020年3月末に600億ドル水準だった預金残高は2021年末には1890億ドルまで増えた。急激に増えた預金ほど貸付は増えず、SVBは米国債などに投資した。FRBの急激な利上げとテック産業不況が重なって問題がふくらんだ。主要顧客であるベンチャーキャピタルとテック企業が預金を引き出し始め、SVBは国債を売らなければならなかったが、利上げにより債券価格が急落し損失が雪だるま式に増えた。8日だけで18億ドルの損失を出し、翌9日にこれを埋め合わせるための増資計画を発表したことがかえって取り付け騒ぎを誘発して結局強制営業中断に達した。13日に預金引き出しが始まるが全預金の93%が預金者保険(25万ドル)の限度を超えるのはまた別の信管だ。

 
SVBが大規模資産損失を出したのは、FRBが1年間で政策金利を事実上ゼロから4.75%まで急激に引き上げたためという指摘が出ているだけに、FRBの利上げの行方もやはり不確実になった。米金融監督当局は米国内の主要銀行は資産が多様に分散しており大きな危機には陥らないだろうという楽観的な分析をする。だが21~22日に予定された連邦公開市場委員会(FOMC)で当初FRBのパウエル議長が示唆した通り0.5%の利上げをする場合、すでに債券価格下落で資金難を訴える中小銀行は危機に追いやられることになりかねない。物価を抑えようとしたのに銀行の健全性を悪化させるだけになりかねず、悩みが深まるほかない。

韓国金融当局も神経を尖らせている。秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相は12日に金融委員長、金融監督院長らとともにした定例懇談会で「SVB流動性危機で市場変動性が高まった状況で内外の金融市場、実体経済などに対する影響を排除することはできない」と話した。今回のSVB破綻は最近急激に預金が集まる韓国の銀行に示唆するところも少なくない。金融全般の信頼が崩れないよう不動産担保貸し付けなどにもより綿密な先制的金融監督が必要な時だ。

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