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【申ガク秀元駐日大使】徴用解決策は完結でなく進行形、国内支持確保が最も重要(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.03.12 10:43
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――16~17日の韓日首脳会談で「尹錫悦・岸田宣言」が出せるでしょうか。

「第2の金大中(キム・デジュン)・小渕宣言(1998年の韓日共同宣言)が出るには時間的にあまりにハードなようです。そうしたものを発表するには準備するのに最小2~3カ月はかかります。とてもそこにこだわる必要はないと考えます。韓日2国間関係にだけ束縛させてはなりません。東アジアを見て、また地球全体を見れば韓日間の協力を通じてできることが多いです。それができないことに対する機会費用を韓国がこの10年間にどれだけ支払ったかを一度振り返ってみる必要があります。そうした次元で見るならばみんなが発想の転換をする必要があると考えます。金大中大統領のように野党も韓日関係をしっかり管理して得られる利益、韓日関係が悪化することによって期待効果を得られない機会費用、これを全体的に見なければなりません。与野党がこうしたことで互いに競争したら良いでしょう」

 
――韓日関係改善は米国に投げかけるメッセージという解釈もあります。米国のインフレ抑制法と半導体法にともなう韓国の影響を最小化することに声を出せる余地ができるだろうという期待があります。

「そうした分析は一理あると考えます。韓米同盟を強化するにあたって韓日関係の復元はとても重要な要素です。米国は東アジア政策で東京に耳を最も多く開いているのが事実です。韓日間で協力がうまくいけばワシントンを動かす時に東京というカードを韓国が使えるのです。そうした次元から尹大統領も4月の訪米を控え米国が切実に望む韓日関係復元の地ならし作業をして行くことが重要と考えたのでしょう」

◇韓日関係復元、韓米同盟強化にも重要

――韓日・韓米首脳会談とG7会談など重要な外交舞台が相次いで開かれます。尹大統領と韓国政府はこの機会をしっかり生かさなければならないようです。

「韓日間には信管が多いです。あちこちが地雷畑です。地雷に触れないよう事前措置をちょっと多めにしたら良いでしょう。すぐ目の前には佐渡金山世界遺産登録、福島原発汚染水放出問題があります。日本が汚染水を放出するのは防げなかったとしても韓国国民の懸念を解消できるモニタリングメカニズムを確実にする必要があります。韓日間の感情的な争いをなくす措置が必要だと思います。佐渡金山と関連しては軍艦島問題を明確に話して指摘し乗り越えなければなりません。太平洋戦争に動員されて亡くなった犠牲者の遺骨収拾と奉献問題も韓国政府がもう少し気を遣わなければなりません」

――韓日経済交流活性化も期待されます。

「安倍政権の2019年7月の輸出規制前には韓日関係が少し悪化しても両国企業の必要によって自主的に協力がうまくやっていました。政経分離が防御膜としてうまく作動してきました。それを安倍首相が破ったのです。今回の雰囲気が改善されれば互いにウィンウィンの機会を創出できると考えます」

――韓日間の信頼回復が何より重要ではないでしょうか。

「韓日関係が11年にわたり悪化したため信頼資産はすっかりなくなりました。信頼回復に向けた措置が何より必要です。協力の分子は増やして対立の分母は減らしていかなければなりません。過去史と関連した対立を減らし、他の協力分野は速いテンポで実行に着手して具体的な成果を得られるならばそれが韓日関係を健康にする近道のようです。着実にできることから実現し、両国国民が隣に日本があって役に立つ、韓国があって役に立つということを肌で感じられるようにすれば良いと思います。韓国政府が提示した解決策は終わりが開いている一種の『オープンエンデッドソリューション』です。韓国が出すべきものはすべて盛り込んでおり、日本が呼応することが残っています。タンゴを踊る上では韓日は利害関係が同じです。日本がテンポをちょっと合わせてくれたなら、ステップをちょっと合わせてくれたなら良いでしょう。尹大統領がいずれにせよ難しい決断をしたのだから両国で積極的な呼応があることを期待します」。

【申ガク秀元駐日大使】徴用解決策は完結でなく進行形、国内支持確保が最も重要(1)

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