サムスン電子のR&D、24兆ウォンで史上最大…在庫は1年間で12兆ウォン増
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.09 08:57
昨年下半期から始まった景気低迷にもかかわらず、サムスン電子の設備投資額と研究開発(R&D)費用が史上最大規模となった。しかし、需要萎縮の影響で在庫資産はおよそ12兆ウォン(約1兆2500億円)増えた。
8日、サムスン電子の2022年事業報告書によると、サムスン電子は昨年、R&D費用として計24兆9292億ウォンを投資した。前年(22兆5965億ウォン)比10.3%増えた数値だ。昨年の営業利益は43兆4000億ウォンで前年比16%減少したが、R&Dにはさらに多くの投資をしたわけだ。売上で研究開発費が占める割合も前年8.1%から8.2%に拡大した。
設備投資も増えた。サムスン電子は昨年、設備投資に53兆1153億ウォンを投入した。前年の48兆2000億ウォンより10.2%増加した規模だ。このうち90.1%の47兆8718億ウォンは半導体事業の新設・増設に投資した。平沢(ピョンテク)第3・4ラインなどメモリー投資が増え、昨年10-12月期だけで18兆7696億ウォンを執行した。