「米政府、韓日米に核の傘協議体創設打診…拡大抑止の信頼向上が狙い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.08 17:39
米国政府が韓日両国政府に米国の「核の傘」と関連した新たな協議体創設を打診したと読売新聞が8日に報道した。韓国政府の強制徴用問題解決案提示で韓日関係が回復する様相を見せ本格的に韓米日安保協力を深めようとする動きだ。
同紙は複数の日米消息筋の話として、新たな協議体を通じて米国の核戦力に対する情報共有を強化し、北朝鮮が核・ミサイル開発を加速化する中で米国の拡大抑止に対する韓国と日本の信頼性を確保することが米国の狙いだと伝えた。
米国の安全保障政策のひとつである拡大抑止は、自国が武力攻撃にあった場合だけでなく同盟国が攻撃を受けた時にも報復する意図を示すことにより第三国による攻撃を抑止するものだ。米国の核兵器を利用して同盟国に対する核攻撃を抑止することが核心だが、在来式兵器による抑止もこれに含む。