芸能人の映像も流出した韓国の整形クリニック…医師「懸念していたこと」糾弾
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.08 13:32
ソウル江南(カンナム)ある整形外科診療室で撮影された映像がネット上に無断流出して警察が捜査に入った中で、今年9月施行予定の手術室閉回路テレビ設置義務化法に火の粉が飛んだ。医療界からは今回の流出事故を巡り「懸念していた結果」という反応が出ている。
7日、警察などによると、有名芸能人をはじめ多数の女性患者を診療する場面が入ったある整形外科診療室内部のIP(インターネットプロトコル)カメラ映像が最近ネット上に拡散した。有線・無線インターネットにつながっているIPカメラは映像をリアルタイムに送受信して遠隔で見ることができる。警察は映像が外部につながったIPカメラで撮影されたものであることから、ハッキングなどさまざまな可能性を念頭に置いて流出経緯を捜査する予定だ。
今回の事件を巡り、医療界では「懸念していたことが現実になった」という声が少なくない。一部の医者はこの日SNSに「予想していたこと」「このような問題が必ず起きると思っていた」という趣旨のコメントを相次いで投稿している。