【歴知思志】三一節
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.01 10:40
解放後に初めて開かれた1946年の三一節(独立運動記念日)行事は南山(ナムサン)とソウル運動場(旧東大門運動場)で別々に進行された。左翼は南山(ナムサン)公園、右翼はソウル運動場でそれぞれの行事を開いた。
韓国戦争(朝鮮戦争)前まで南山(ナムサン)とソウル運動場は左翼・右翼の舞台だった。左翼は南山でモスクワ3国外相会議支持および信託賛成デモを行い、右翼はソウル運動場でモスクワ3国外相会議反対および信託反対デモをした。当時は38度線以南でも左翼の組織力が右翼を上回った。
1948年に在韓米大使館の副領事に赴任したグレゴリー・ヘンダーソンは著書『渦巻型構造の韓国政治』で「当時、青年グループの大半は共産主義青年同盟から派生したもので、政治性を帯び、扇動的であり、左派が先頭を走った」と回顧した。