韓国政府「福島原発汚染水の海洋放出、国民の安全ために引き続き検証する」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.23 08:02
日本原子力規制委員会(NRA)が福島原発汚染水の海洋放出に関連し、測定対象を従来の64核種から30核種に減らす内容の修正案を承認したことに関連し、韓国政府は22日、「国民の健康と安全を最優先的な原則として、汚染水が科学的・客観的に安全かつ国際法・国際基準に符合する方式で処分されるように持続的に検証していく」と述べた。
この日韓国政府は、東京電力が昨年11月と今年2月に提出した「東京電力福島第一原子力発電所実施計画変更認可申請(ALPS処理水の海洋放出時の運用等)に係る審査書案」をNRAが受理したという事実を確認したと明らかにした。
韓国政府によると、昨年2月に国際原子力機関(IAEA)モニタリングTF(タスクフォース)は東京電力が予測中心に選ばれた64核種を実際に測定した結果などを反映して実測基盤で再選定する必要があると指摘し、東京電力はこれを反映して測定対象核種を従来の64核種から30核種に再選定した実施計画変更認可を申請し、NRAはこれを受理した。