「桜木花道がこの列車に乗った」…スラムダンク聖地巡礼が人気=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.15 08:20
韓国での『スラムダンク(SLAM DUNK)』熱風は天井知らずだ。劇場版『ザ・ファースト・スラムダンク(THE FIRST SLAM DUNK)』が先月4日に封切られてから「観客動員300万」という一つの節目を目前にしている(14日現在の累積290万人)。記録的な興行神話とともに原作の漫画本はもちろん、スラムダンクグッズやバスケットシューズなど関連商品の人気も同時に急上昇している。人気キャラクターの三井寿をテーマにした酒(アルコール度数も彼の背番号「14」に合わせた)は品切れ大乱を引き起こしている。
日本を訪れる旅行者の間ではいわゆる「スラムダンク聖地巡礼」が再び熱くなっている。『スラムダンク』は実在する地域を背景として作品が描れたことでもともと有名だった。神奈川県南東部海岸に位置した「鎌倉」という地域がその舞台だ。東京から列車でわずか1時間あれば行けるとあり、最近東京を訪れる韓国人旅行者の間でも日帰りコースとして人気を博している。
鎌倉聖地巡礼は列車に乗ることから始まる。ひとまず東京駅から電車に乗って藤沢駅に移動した後、江ノ島電鉄(略称「江ノ電」)に乗り換えて鎌倉に入る。江ノ電は100年の歴史を誇る4両編成のこじんまりとした電車で、列車旅行マニアの間ではすでに必須路線としてよく知られている。鎌倉に到着するころ、海を臨みながら電車が通る区間がハイライトとして有名だ。原作『スラムダンク』でも主人公の桜木花道とその仲間がこの列車に乗り降りする場面が何回も描かれている。